皆様こんにちは!
2021年9月30日で看護師の仕事を卒業します、LARAです。
少し近況をお伝えすると、IT系の会社の経営を一任されましたので経験を積んで参ります。
「国際ビジネスのために将来独立したい!」と周りに言っていたらこの機会を頂けました。
やりたい事を口に出すのは大切だと再確認しました。ご縁に感謝です。涙
さて、本題に入ります。
今回は「看護師とCAの共通点」についてです。
私は看護職の経験が計5年程(三次救急の大学病院勤務とクリニック勤務)ありますが、客室乗務職については現在も渡航待ちになっているので実務の経験はなく、既卒CA試験に合格したまでです。
ただ、周りの友人CAからお話を聞いたり、面接前には数社の企業研究をかなり綿密に行ったので、これらを踏まえつつ主に看護師目線で書かせていただきます。
CA試験を突破したい方、看護師からCAへの転職を考えておられる方、看護師の仕事に興味をお持ちの方などのお役に立てますと幸いです。
私が思う、看護師とCAさんとの共通点について以下4点を挙げました。
- 命を預かる仕事である
- 高いサービス力が求められる
- 体力・強い精神力が必要
- 笑顔
これ以外にもチームで協調性を持って働くこと、迅速に臨機応変に適切な対応をすること、鋭く観察をするなど細かく挙げるとキリが無いですが…今回は4点のみに絞りました。
それでは、一つずつ見ていきましょう!
看護師とCAの共通点 ①命を預かる仕事である
クリニック勤務では、一秒を争うようなことは幸い無かったのですが、大学病院で勤務していた際は救命集中治療室にいましたので、毎日生死を彷徨う患者さんの看護をしていました。
看護師は一つのミスで患者さんの命を左右しますし、急変に対する迅速かつ適切な対応が求められます。
人命を預かるのは、何よりも責任のあるお仕事です。
そのため、看護師は日々インシデントレポートを通してケアレスミスを共有したり、指差し呼称やダブルチェック、KYT(危険予知トレーニング)をするなどして重大なミスを防ぐようにしていますよね。
「命をお預かりしている」と責任を持って保安業務にあたること、必要時には急変対応をすることは、CAさんにも共通していると思います。
実際に私も、こちらは既卒CA面接で最大限アピールした点です。笑
看護師とCAの共通点 ②高いサービス力が求められる
看護師にサービス力は要らないでしょ、と思われた方もいるかもしれません。
私も前まではそう思っていました!
ですが、良く考えると医療もサービス業なんですよね。
今は、病院が選ばれる時代です。
大学病院ではそう感じる事は無かったですが、クリニックですと顕著です。
「このクリニック、対応が悪いから違うところへ行こう。」
「英語が通じないなら、通じるクリニックを選ぼう。」
となってしまわないように対応することが大切です。
そして、また選んでいただけるように、高い医療サービスを提供する必要があります。
(ただ、病気や怪我をしないに越したことはありません。頻繁に来院されない事を願ってはいます。笑)
私は日本語と英語と少し中国語を話すのですが、病院でも語学力が役立った事があります。
海外からいらした患者さんが来院された時は、日本の病院という事で更に不安があるはずです。
こちらが母国語で話し掛けるが出来れば、少しは不安を軽減する事が出来ます。
職場では他国語の堪能な看護師が多くなかったので、感謝される場面に多く遭遇しました。
このように患者さん(やお客様)の視点で物事を考えることは質の高いサービスに繋がり、看護師にもCAさんにも共通している点だと思います。
さて、看護師は医療サービスの提供者だとお伝えしましたが「看護師=サービス力が必要」というイメージはあまり広まっていないと感じます。
実際にCA面接でも、「サービス力はアピール出来ますか?」というような質問がありました。
弱い点だと自覚していたので、事前に「サービス接遇検定」という資格の準1級を取得して、説得力を持たせたアピールが出来るようにしました。
秘書検定と似ているものですが、サービス力を証明するためには良い資格だと思います。
…資格が大好きなもので、つい脱線してしまいすみません。笑💦
質の高い医療サービスを提供できる看護師であれば、場所を問わず選ばれる人材になるはずです。
看護師とCAの共通点 ③体力・強い精神力が必要
●体力
どちらのお仕事も、不規則な勤務であることが多いはずです。
私が大学病院にいた時は三交代勤務(日勤・準夜勤・夜勤)でしたので、朝も夜も不規則でした。
そんな勤務でも休むことなく、日々体調管理を万全にしておく必要があります。
CAさんにも共通していると思い「時間と場所を問わず起床・就寝すること」をエントリーシート(履歴書のような応募書類で、書類選考に必要なもの)の特技の欄に書きました。
体調管理で私が一番大切にしている事は…
『寝る!』
『栄養バランス良く食べる!』
『運動する!』
『ストレスを溜めない!』
です。
2X年くらい生きていますが、やはり基本が一番大切だと実感しています。
また、立ち仕事であったり重いものを運ぶことも共通していると思います。
救命では100kgを超える患者さんの体位変換があったりしますが、「1、2、3」の掛け声で数人で協力して行います。
患者さんの苦痛を減らすためスムーズに行うには、日頃のジムでの鍛錬が不可欠でした。笑
●精神力
看護師のメンタルに関しては、主に新人の頃に受ける指導、患者さんからのクレーム対応、死に直面した時、などの場面で重要になってくると感じます。
私も血や涙を流しながらここまで来ましたが、社会の目でハラスメントが厳しくなっていますし、今は環境が少しずつ改善されてきてるのでは無いでしょうか。
無理をし過ぎると精神を病んでしまいますので、あまり無理をせず、しかし反省点を生かしながら成長し続けたいものですね♥
看護師とCAの共通点 ④笑顔
最後に挙げさせていただくのは、私が日頃一番大切にしていることです。
体調の悪い患者さんやお身体に痛みのある患者さんに対しても、出来るだけにこやかに接することを心掛けて働いていました。
CAさんがいつも笑顔で接してくださるのは既知の事実ですが、患者さんの不安や痛みを減らすため、元気をお分けするために看護師も「笑顔」は必要だと思っています。
どのような場面でも笑って対応するという事ではないですが、こちらが笑顔でいることで患者さんも笑顔になってくださったり「元気を貰えるわ。」と声を掛けていただく事が多くありました。
常にマスクをしているお仕事ではありますが、口元が見えなくても表情は伝わります。
看護師が常に悲しい顔をしていたり元気なく接していては、患者さんはもっと元気が無くなってしまいます。
「笑顔」も看護の一つであると感じるので、ぜひ大切にしていただきたいです。
自分も相手も幸せにできる、魔法のような技術です。(*^^*)
看護師と客室乗務職という、二つの最高なお仕事の共通点に関する私見を述べさせていただきました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は「看護師からCAへ!転職するには」についてお話させていただきます。
皆様、素敵な日をお過ごしくださいね♡
LARA