はじめまして。
「ナンガ デフ?」
→ウオロフ語で「元気?やっほー」的な感じ。
フリーランス看護師のファトゥです。
「ファトゥ?なんだそれ?」って、なると思います。
まずは自己紹介をいたします。ペコリm(__)m
「ファトゥ」というのは、セネガルで私がもらった名前です。
ホームステイ先のお母さんが、今は家を巣立っていった長女の名前よ、と言って、つけてくれました。
Senegal image
セネガルという国、サッカーやモーターサイクルが好きな方は、ご存知かもしれません。
西アフリカにあり、首都はダカールといいます。
サッカー選手ではサディオ・マネ、ラリー(モータースポーツ)では、伝説のパリダカがありました。
ダカールは2007年まで、「パリ・ダカールラリー(いわゆるパリダカ)」の終着点でした。
Rally image
2008年以降、経由する地域の治安が不安定になり、ラリーは南米に移動しましたが、このレースは2週間ぶっ通しで砂漠を駆け抜ける世界一過酷なレースとして、いまでも「ダカールラリー」と呼ばれ続けています。
(そんなすごいことを露知らず、実は私は最後のパリダカをみてしまったのです。夢を追う大人たちの眼差しが本当に素敵で、心から感動しました。)
さて、話を戻して、自己紹介の続きです。
私は看護師免許をとってからしばらくして、ボランティアとしてセネガルに暮らしました。
ちなみにセネガルとはそれまでご縁はまったくありませんでした。
パリダカは耳にしたことがありましたが、セネガルそれどこ?という感じで、、、
ボランティアの採用通知書「任地:セネガル」をみて→「はて?」という具合でした。
希望場所は、アジアだったのです。
当時私はアジアのどこかに住みたいと思ってました。
Phi Phi Island image
ディカプリオの映画「ザ・ビーチ」を観てタイのピーピー島に憧れ、
看護師仲間と貴重な病棟夏休みに連れだって、プーケットやバリに行っては現地のご飯とマッサージに癒されまくり。
ぷらっとインドに行っては某歩き方に書かれていた通り騙されて、、
でもいいガイドさんにも出会い。
そんなこんなで、とにかくアジアで暮らせたらなぁと思ってました。
さらに自分の状況として、ボランティアに行く直前に、大学院の博士課程に入学したところでした。
その大学院にも「東南アジア地域研究所」っていう名前がついていたので、これは研究するならアジアでしょ、って思いもありました。
だから「任地:セネガル」をみて、地図で思いっきりアジアのあたりを探してました…
(あの頃はグーグル先生より地図が優位でした。2005年くらいのことです。スマホの普及スピードってすごい…)
ちなみにセネガルの公用語はフランス語とウオロフ語です。
そのウオロフ語で、「ファトウ」はしばしば選ばれる女性の名前です。
ウオロフ語っぽい発音でいうと、「ふぁ~とぅ~」という感じ。
やさしくふわっとした感じです。
その「間合い」がけっこう心地よく、気に入ってます。
他のボランティアたちも、もれなくそのような名前を付けてもらいます。
マンハディ、クンバ、モードゥ、ムサなど。
おー。
ここまでで、「ファトゥ」の説明で貴重な紙面を、使ってしまった。(*_*)
タイトルに、センター試験…ナントカって書いたけど、ダイジョブカ??
ブログなるものを初めて書くので、何を書こうかと5月くらいからつれづれに考えていたのですが、
編集担当の方からも、繋いでくれた知人からも、「どこまでもファトウさんの自由でいいんです!」と言い切ってもらい、
そうかぁ、私が自由に書いてよい、とな。
ふむふむ、となりました。
「したら、面白いことがいいっしょ(北海道弁)」、という経緯で、ここに至りました。
面白いこと、書けるのか?!
私がこれまで20年くらい歩んできた、看護師としての自由な道が、少しでも皆さんの何か選択の役にたったら嬉しいです。
あるいは、こんな看護師人生もあるのかーと、思いをめぐらせてもらっても嬉しいです。
今回は自己紹介までになりますが、次回から、どうやってフリーランス看護師になったのか、その先の夢、などをお伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。ペコリm(__)m