-
白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
看護みよこ
42歳 病棟師長
病棟のお母さん的存在
スキンケアがすき -
タカハシハル
56歳 検査入院中
穏やかだがナイーブな一面も
甘いものがすき
MRI検査前に確認しましたか?
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
MRI吸着事故の事例
MRI吸着事故を防ぐポイント
磁性体の確認や移乗のためのスペースの確保
金属探知機の導入
MRI対応型の備品の使用
MRI室では強力な磁気が発生しているため貴金属を持ち込むと怪我や火傷の危険性だけでなく、装置の損傷や吸着したものを撤去するために費用がかかることがあります。
事故を防ぐためには入室前の確認が重要です。
検査前に問診票などを使用し、対象者が貴金属を体内外に身に着けていないか確認することが多いでしょう。
医療関係者が入室する場合も、ポケットにボールペンやハサミなどが入っていないか確認する必要があります。
MRI対応の車いすやストレッチャー、酸素ボンベや輸液・シリンジポンプなどがあるため、入室前に交換しましょう。
また、車いすやストレッチャーに載せていた点滴棒などが吸着する事故も発生しているため、環境整備も大切です。
ガントリに金属機器を近づけなければ大丈夫という思い込みで検査室に持ち込み、吸着事故が起こった事例も報告されています。注意しましょう。
MRI入室の際に注意するものの例