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白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
医療ゆかり
25歳 4年目看護師
たまこのプリセプター -
イトウジロウ
75歳
ちょっとおとぼけの愛されキャラの患者さん パンダ耳 -
サトウタロウ
85歳
まじめな気質の患者さん
待つのが苦手 ふわふわヘア
その検体容器はどなたのですか?
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
採血の検体容器取りまちがいが多い事例
検体容器取りまちがい防止のためのポイント
血液検査は患者の疾患の状態の把握や、治療の効果を知るうえで重要な指標となります。手術の決定や延期、薬剤量の判断などにも使用されます。
看護師にとって採血業務は日常のことであり、毎日の採血患者の数も多く検査の種類もさまざまです。
そのため、多くの医療機関では採血業務を確実に行うため、電子カルテシステム、自動採血管準備システム、患者照合システム、など複数のシステムを連動させています。
しかし看護師がそのシステムを有効に使用せず、手順を省略してしまうことがあれば、せっかくのチェック機能も効果が発揮できません。
またチェックシステムがない場合でも、上記に示したようなまちがい防止のポイントを徹底することにより、取りまちがいを未然に防ぐことができます。
血液の検体容器の取り違えが生じれば、患者に誤った治療を実施したり、継続すべき治療を終了したりすることになり、悪影響を患者に及ぼしてしまうことがあります。
患者確認を決して省略せずに、徹底して行うようにしましょう。