-
白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
医療ゆかり
25歳 4年目看護師
たまこのプリセプター -
看護みよこ
42歳 病棟師長
病棟のお母さん的存在 -
イトウジロウ
75歳
ステロイドを点滴にて投与中
輸液ポンプの流量間違いに注意!
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
事例
輸液ポンプとは
機械的な力を利用し、より正確に輸液管理を行うものです。ポンプは病院内で比較的多く使用される医療機器ですが、使い方を間違うと大きな事故につながる可能性があります。正しく使用するために正しい知識を得ること、機械の取り扱いについて習得する必要があります。
特に流量と予定量の入力間違いは要注意です。
予定量と流量は間違いやすいポイントです。ポンプによっては流量が予定量を上回ると開始できないポンプもありますが、メーカーによってはその機能がないものもあります。
必ず開始ボタンを押す前には、もう一度予定量と流量が正しく入力されているか確認しましょう。
輸液ポンプの使用方法を間違えると、急速に体内に輸液が入ることで循環動態に変化をもたらす可能性があります。
また血管外漏出があっても、ポンプは点滴漏れを感知できません。
そのまま輸液が押し出され、皮膚障害がおこることもあります。
輸液ポンプを開始した後も、定期的にベッドサイドへ行き観察を行うようにしましょう。