看護師さん必見！クリニックへ転職する際の志望動機とは

個人経営や医療法人運営の小規模病院など、昔の言葉では「町医者さん」と呼んでいた地域の病院や診療所を現在では「クリニック」と呼んでいます。

今回は、クリニックへの転職を考えている看護師さんのために、役立つ志望動機のまとめ方のポイントや履歴書記入に役立つ例文をご紹介します。

クリニックへの転職をめざす看護師さんの志望動機のポイント

大抵の地域では、複数のクリニックがあることが多いでしょう。
それだけに、クリニックへの転職活動で「応募先に転職したい理由」は大切です。

ここでは、クリニックに転職したい看護師のための志望動機のポイントをご紹介します。

1.「ぜひ貴院で働きたい」と、志望先を選んだ理由を強調する

クリニックであればどこでもよいと思えてしまう内容の志望動機は歓迎されません。
「数多くあるクリニックの中から、なぜその病院へ就職したいか」を盛り込むことは大切です。

たとえば「より地域に密着した医療に取り組んでいること」や「育児や介護と両立しながら、質の高い看護業務に携われること」など、志望する病院の特色をよく知り、自身がなぜそこで働きたいか具体的な理由を入れましょう。

2.求人によっては「ご自身の働きやすさ」を盛り込んでよい場合も

クリニックでの求人には、さまざまな事情があります。
「近隣から通勤できる看護師を求めている」「半日など短時間でよいので人手がほしい」など、多様なケースが想定されますね。

求人内容をしっかり把握し、それらに合った条件での働き方をしたい場合には、その内容を志望動機に盛り込むと効果的かもしれません。

3.新規開院時の応募なら「熱意」がポイント

新規開院にともない、看護師求人を出すクリニックに応募する際は「病院のカラーをチームで作っていく」などの熱意を強調することが効果的です。

ただし、新規開院求人は一般公開されないことも多いため、新しいクリニックで開院時から働きたい方は転職エージェント経由での応募が適しているでしょう。
公式に流れる情報では足りない部分も多く、転職エージェントのサポートを活用することでより転職成功に近づけます。

クリニックへ転職する看護師のための志望動機例文

1.大規模病院からクリニックに転職する場合

私は、○○総合病院の内科病棟で4年看護業務に就きました。
前職では貴院から紹介を受けた患者さんを多く受け持ち、とても正確な診断で親身なコミュニケーションを図ってくださる病院だとうかがっております。

結婚を機にパートで看護師をしたいと考えていたところ、貴院のパート募集を拝見いたしました。
短時間勤務でも質の高い看護を続けたい私の希望とも合致しており、ぜひ貴院の戦力として長く活躍したいと思います。

2.クリニック経験を活かして転職する場合

○○市の△△小児科クリニックで、5年看護業務を行ってきました。
今回家族都合で転居するにあたり、また地域のクリニックで地元密着の医療に携わりたいと考え貴院を志望いたしました。

私の前職と同じ小児科である貴院では、近隣の総合病院との連携も積極的に行っているとうかがっています。
地域の子供たちのための医療を牽引している貴院で、ぜひ小児科での経験を活かして貢献したく思っています。

まとめ

この記事では、クリニックへの転職を希望する看護師のための志望動機の書き方や例文をご紹介しました。

クリニックは求人理由や具体的な求人内容なども院によって多様なため、それに合う動機にまとめることも採用に近づくポイントになるでしょう。

より詳細な求人事情を知って採用されやすい志望動機をまとめたいなら、転職エージェントに相談しながら転職活動を行うこともおすすめです。
地域の転職事情をよく知るプロのアドバイスで、確実に転職活動を成功させましょう。