栄養サポートチーム専門療法士になるには?
栄養サポートチーム専門療法士になるには、正看護師としての資格を取得し、
医療施設など医療に関する施設で5年以上勤務し、患者の栄養管理業務に従事した経験が必要です。
また、次にあげる学会に出席し、特定の単位取得していなければなりません。
・日本静脈経腸栄養学会学術集会
・日本静脈経腸栄養学会主催の教育セミナー
・上記学術集会やセミナーが指定する栄養に関する学会や研究会
以上の条件を満たした者が栄養サポートチーム専門療法士の認定試験を受験する事ができます。
栄養サポートチーム専門療法士の特徴
栄養サポートチーム専門療法士は、欧米を中心に静脈栄養の普及とともに近年日本にも広がりを見せている資格です。
静脈栄養とは、静脈内へ直接栄養素を注入する栄養補給法です。この中心静脈栄養が普及する事で患者の栄養を管理する栄養管理チームが必要となり、栄養サポートチーム専門療法士の資格が全国各地で普及してきました。
このチームの中で看護師の役割としては、血管に挿入して栄養を補給させるために必要なカテーテルの管理や栄養や体調の管理、体調の記録等があげられる。
これらのサポートで患者は自分の健康状態を分かりやすく把握する事ができ、さらには、必要な栄養を蓄える事ができるメリットがある。
また、看護師以外にも薬剤師や、医師などがそれぞれの分野で強みを持つスタッフがチームとなり、サポートする。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。