移植コーディネーターになるには?
移植コーディネーターは、厳密には資格制度ではなく、
臓器移植の提供を行ってもいいと考えているドナーと臓器提供が必要な人(レシピエント)の橋渡しを行っているのが日本臓器移植ネットワークへ所属が必要です。
定期的に養成を行っていないため狭き門であると言えます。また、前提条件として、医師、看護師、薬剤師などの医療従事に関する資格を取得しているもしくは、4年制の大学を卒業している必要があります。
移植コーディネーターの特徴
移植コーディネーターは、全国に100名に満たない数しか存在しないと言われています。(2013年現在)しかしながら、医療技術が飛躍的に発展する中で臓器移植が実現すればすくわれる命は数多く存在します。そんな世の中のニーズの橋渡しをしているのが移植コーディネーターの仕事です。時には日本中を飛び回り、時には海外へドナーを求めご家族や対象者の
心のケアや移植に関する十分な説明などきめ細やかな調整を行います。狭き門で専門性の高い職種ですが、非常にやりがいがあり社会性の大きい資格だと言えます。
転職や現状の仕事に活かせるか?という観点では無く。どのようなカタチで社会に貢献していくか、何にやりがいを感じるのか真剣に考えて身に着ける制度・資格ではないでしょうか。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。