訪問看護の仕事内容
看護師が利用者の居宅に赴き、主治医の指示に基づいた医療的なケアを含め療養生活を支援するために必要な看護を行います。
具体的には、療養上のケア、医療機器の管理や血圧・体温・脈拍などのチェックなどが基本です。さらにがん末期や終末期などのターミナルケア、拘縮ケアやリハビリ支援など利用者の状態に沿ったケアを提供します。
看護師のやりがい
複数の患者を受け持つことが多い病棟などでの業務と異なり、基本的に一人の方とじっくり向き合い関係の濃いケアを行うことができるのが大きな魅力です。利用される方のご家族などを含めた環境に広く関わっていくことで、疾患などの援助のみならず広い意味でのケアを行えるところに魅力を感じる看護師の方は多いです。
訪問看護で働く看護師の声
訪問看護に興味はあったものの、自宅に行き自分ひとりでケアを行うことに不安を感じていました。
ただ、事前にオリエンテーションを行なってもらったり、周囲のサポートもあったことで徐々に慣れていくことができたと思います。
この仕事をやってきた中で印象的だった出来事は、終末期のケアをさせていただいた利用者の方のご家族から「最後に住み慣れた自宅で過ごす時間をつくれたことに、本人も我々家族も非常に嬉しく思っています。」と感謝されたときです。
自分のやってきたことに大きな喜びを得られたとともに、寄り添いじっくり支援ができたことに大きなやりがいを感じることができました。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。